医師の集団転職

学校を卒業して最初の就職、つまり新卒者の就職時期は4月です。そして転職についても年度変わりを目指して、その辺りの時期を考えて動く人は多いと思います。 皆、頭の中ではこのように思っているはずです。「もし3月末で自分が1人抜けたとしても、4月に新卒者が何人か入ってくるから、キャリアの差はあるとしても穴を開ける事にはならないだろう。」 先日、ある病院で珍しい状況に出会いました。そこの病院の内科には医師が5~6人いて、曜日や午前午後の区分で交替で診療を行なっています。ところが、年度末にかけて、4,5人の医師が退職するというのです。しかもその科の長となる医師を筆頭にして全員が同じ病院に移るらしいのです。元の病院も移籍先の病院も国公立病院ではなく、民間の病院です。医師の世界というのは、大学の医局がどうのこうのと、病院への医師の派遣に関わってきますが、そのような事とは違うと思います。移籍先の病院の方が規模は少し大きいです。おそらく長となる医師がなんらかの理由で退職する事を決めて、移籍する際に部下を連れて行くのかもしれません。連れて行くというか、部下が後を追っていくのかもしれませんが。そして、どうもその一行の動きに連動して、ある程度の数の患者も移籍先の病院で同じ医師の診療を受ける事を希望しているようです。 病院といえば、医師・看護師・薬剤師ですよね。薬剤師が転職する理由にもそのようなパターンがあるのでしょうか。薬剤部の部長が転職する際に部下も一緒に転職するというパターンです。転職というより、薬剤部長が薬局を開業する時に部下がそこの社員になるという事はありうるかもしれません。